《岩手県の地震活動の状況について⚠️》 2024/07/28 14:19 分享到Facebook 複製URL 檢舉 《岩手県の地震活動の状況について⚠️》岩手県北部の内陸部で、今月の17〜18日頃から急激に地震活動が活発化し、一旦収束傾向になったものの、再び活発化しています。なお、この領域は前から活発化している様子ではありました。東北地方の内陸部などでは、2011年に発生した東北地方太平洋沖地震以降、その影響により引っ張られる力が強くなったことで、暫くの間は正断層型の地震活動が活発化していました。最近では圧縮の力を伴った逆断層タイプの地震が活発になってきています。将来的には、この領域でも内陸部での大地震が切迫してきている合図とも言えます。●岩手県の内陸部での最新の地震活動岩手県では、2008年に岩手・宮城内陸地震(M7.2)が発生し、最大震度6強を観測しました。山間部で地震が発生したこともあり、大規模な土砂災害を伴ったのが特徴的です。この地震は、後に発生する2011年の東北地方太平洋沖地震の先行的な地震の一つだったとも指摘されており、実際に東北地方や北陸地方(新潟)の内陸部などでは、2011年までのわずか10年間で、M6.5〜7前後の大地震が複数回も相次いで発生する事態となっていました。画像は、気象庁HPの震央分布を加工