土曜限定、DDY(誰でも読める)洋輔コラム
土曜日にコラムる男（Ba.新田洋輔）
第八回
怒涛のライブ3連戦の真ん中ですが、初日終えて帰宅後即寝したら、変な時間（AM2:00）に起きてしまったので書いていきます。初ライブ編の後半です。
ザ・〼ミサイルの初ライブは後にホームとして吉祥寺の発射基地となる「Planet K」であったが、ハイウェイのインパクトが強すぎて本編の記憶は定かではない。たぶんSE（登場曲ね）も決めてなかった様に思う。ただこの後の数本のライブの後に現在の「C´mon Everybody（エディ・コクラン）」の映画「BACK BEAT」で使用されたバージョンに固定される事になる。
全員思い思いの衣装（まあ、今もそうだけど）、僕はド金髪でTシャツにボロボロのジーパン、よっくんは頭に白タオルを巻きサングラス、これまたボロボロのジーパンにTシャツ、そしてあの最初の出会いの時からお馴染みの「RAMONES」と背中に打たれた革ジャンという感じ。うん、売れなさそう。笑
SEこそまだ決まってなかったが一つだけメンバーで決めていた事があった。ライブの最初の一音を出す前に全員で「合掌」しようと。これも今となっては謎。おそらく気合を入れるためであり、緊張を緩和させるための一種の儀式と言った感じだった様に思う。
一曲目が最初のオリジナル曲である「ミサイル」、締めが「雑種」だったかな。手応えはあった。即次回のライブのブッキングもしてもらった。兎にも角にも、この瞬間からライブバンド「ザ・〼ミサイル」は動き始めたのである。
次回は黎明期の活動の話でも。