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太陽の眩(まばゆ)さと 月光(つき)の瞬(またた)きが
同じ長さになる時節(とき)を ぼくは待ちわびながら
どこかにしまいこんで 忘れかけてた激しさや
心魂(こころ)の囀(さえず)りを あなたに届けにいく
整えられて売られていく
そんな店先の花じゃなくて
誰にも気付かれぬまま
ひたむきに咲くあなたでいい
桜流しのように 無惨に毟(むし)り合って
叩きのめされる場面が 焼き付いてしまっていて
どこかに放り投げて 朽ちかけた過去(きのう)をなぞり
心魂(こころ)の矢を射って あなたを求めにいく
着飾らされて散らばっていく
そんな口先の流行歌(うた)じゃなくて
誰かになるのではなく
ひたむきに咲くあなたでいい
整えられて売られていく
そんな店先の花じゃなくて
誰かのためにではなく
ひたむきに咲くあなたでいい
ひたむきに咲くあなたがいい