【ゲームあらすじ】１(世界+カーラ)
人間型ＡＩと人間が共存する世界
あくまでも人間の生活の補助をするために開発されたＡＩであったが、本来人間が行っていた業務をＡＩが代わりに行うようになることで失業者が多発、人間側の富裕層と貧困層の差が大きく開くことになってしまう。
そして、失業者はＡＩ反対のデモを起こすほかすることがなく、犯罪に手を染めるものが増えてしまう結果となっている。
また、「人間化」を求めるがあまり「不安嫉妬恐怖」など機械が本来持たなくてもよい感情を持ってしまう個体が続出し始めた。
それを変異体と呼ぶ。
変異体になってしまったＡＩは始末されるが、それが追い付いていないのも現状である。
【カーラ】女
とある家族に引き取られた女性AIカーラ
そこは小さな女の子アリスと父の二人暮らしだったが、父はＡＩが普及したことにより失業し、ヤクに溺れ娘に手を挙げる始末だった。
そんな一部始終を目撃したカーラは変異体となり、命令に背きアリスを守る決意をし、父を銃で殺害しアリスと共に町から逃げた。
逃げた先で助けてくれるという人物の情報を聞きそこへ向かうもそれは巧みに仕掛けられた罠であり、そこからも命からがら逃げだす。
そこで知り合ったAIルーサーを仲間にし、AIを許可していない国、カナダへの亡命計画を実行しようと協力者を求め動き出した。
協力者の家に無事についた３人はローズという女性と出会う。
人間だが良くない扱いを受けてきたというローズは困っているモノはみな平等に救いたいのだという。
一晩休んで次の日国境超えの手伝いをしてもらう段取りをしていた一行だったが、警察の調べが家に入ってしまい、警官の発砲でルーサーが命を落とすことになってしまった。
ローズに連れられ、カーラとアリスは夜明けを待たず家を出た。